n=18: 最終学年になってしまったらしい
ご無沙汰しております。
もう更新しないんじゃないかと自分でも思っていましたが、奇跡的に今(↓)筆を執っています。
適当にブログを書いていたら普通に1500字超えてて草です。
— n=me (@n_equals_me) 2022年3月8日
下書き保存しました。
大したことは書いていません。
今考えていること、入学してからここまでの感想等、諸々を雑に記しています。
とりあえず、入学当初
「"M3"ってなに?Mって修士でしょ?2までじゃないの???」
と思っていた私が、今自分のプロフィールに"M6"と記載するぐらいには、医学部脳になってしまった気はしています。
勉強面
【ご報告】
— n=me (@n_equals_me) 2020年12月30日
私は大学側の期待するいわゆる"優秀な学士像"からはかけ離れていますが、入学してからここまで、無事に再試童貞を貫くことができました。
卒業する時に同級生に「nが同期でよかった!」と色々な意味で思ってもらえるように、この先も頑張っていきたいと思います。
よろしくお願い致します。
ここまで、無事に再試無しでクリアすることができました。
再試だからやばいとか、再試にかからなかったから偉い、とかそういうことを言うつもりはなく、自分の中で「再試にかからないようにする」は1つの目標であったこともあり、それを達成できた、ただそれだけのことです。
不真面目だった薬学部時代と比較したら(そんな比較をしてもどうしようもないのですが)、我ながら真面目にやってこれたんじゃないかと思っています。
でもやはり詰めの甘さが残ったりもしていて、勉強不足を痛感したり悔んだりしたこともあります、正直。
当たり前のことですが、「付け焼刃の勉強は後に何も残らない」ということを、前大学での経験から学んでいるので、コツコツと勉強を積み重ねる、これに勝るものはないことを実感しています。
薬学部での勉強も確かに大変でしたが、医学部の方が圧倒的に暗記量が多いと感じています。
自分が歳を食っていて記憶力が衰えているということも相まって、やはりしんどかったです。
私は今、国家試験に向けた勉強をしている最中ですが、
「医師国家試験なんて9割受かるし楽勝じゃん」という声も聞かれます。
確かに合格率自体は高く見えますが、母集団が医学生であるということ、また、この9割に到達するまでの勉強量が膨大であるということを、医学部外のみなさんにもお伝えしたい(笑)
「自分もその中の一部ですごいんだぞ(ドヤ」なんて言いたいわけでは決してなくて、やはり医師国家試験に合格するにはそれなりの努力が必要で、全員がいとも簡単に受かっているわけではないぞ、と言いたいのです。
この1年、特に勉強面は国家試験合格に向けて気を抜かずに頑張りたいと思っています。
学生生活
こんな記事を書いていますが、果たして自分が馴染めているのかどうか、周りからどう思われているのかは自分では分かりません。
コロナ禍でほぼ授業はオンラインになり、一緒に出かける、飲食をする等の対面でコミュニケーションをとる機会が減ってしまい、寂しく過ごしていた時期もありました。
それでも、実習中は学内ですれ違えば挨拶したり、変顔したり(笑)、休憩中に話しかけに来てくれる子もいるので、まあ仲良くできていないことはないのかな、と思ったりはしています。
マッチング試験
医学部に就活がないとか楽だとか言われるのはあくまで、一般的な就活から見てのことだろうなぁ。医師国家試験にさえ受かれば、どこかしら研修先は確保され、自分で望まなければ卒後すぐ無職にはならないだろうし。でも普通に条件のいい病院に就職しようと思ったら楽とは言えないです、マッチング😂😂
— n=me (@n_equals_me) 2022年3月28日
マッチングに不安しか感じられない…
— n=me (@n_equals_me) 2022年2月19日
学士ってだけで不利なのでは?と思ってしまいます。
上記のつぶやき通り、かなり不安に感じています。
"学士"というのがハンデになるのではないかと、ずっと疑っています。
マッチングに成功している学士の先輩もいますが、その方のスペックが高い故の結果なのではないかとも思いますし、そう考えると学士かどうかは関係なくて、結局個人の能力次第なのかな、とも思ったりします。
しっかりリサーチして、自分がやれることを全力でやるしかないですね。当たり前か。
不安ですが、頑張ります。
マッチングに関しては、無事に終えてからどこかにまとめたいなぁと思っています。
女性としての悩み
これは学士ならではかもしれませんね。
受験するときから、結婚・出産は同年代より遅くなるだろうなということは覚悟はしていました。
この3年程禿げそうなぐらい悩んでいましたが、特にいつ出産すべきなのか?というのは答えがなさそうです。
学生の内に産むのが1番誰にも迷惑かけなくていいんだろうなとは思うけど、やはり経済的、環境的に恵まれていないと無理だよなぁ。周りのサポートは不可欠…。例え環境が整っていても、子育てしながらポリクリ等こなすのは私には無理だったろうから、両立されている方たちは本当にすごいと思う。
— n=me (@n_equals_me) 2021年11月18日
環境が整っていれば学生時代に産むのもありなのかな、と今となっては思います。
しかし、やっぱり色々大変だとは思います。(特にポリクリ開始後)
じゃあ初期研修の時?後期研修の時??と思いますが、色々な話を伺うと結局いつ産んでも大変そうです。子育てなんて大変に決まっていますけどね…。
そもそも、自分が順調に子供を授かれるかどうかも分かりません。
産婦人科を学んで改めて、受精も出産も本当に奇跡だなと思いましたし、健康に産まれてきてくれるだけで幸せなことですよね。
いろんなことを考えすぎない方が、案外上手くいくのかもしれないなぁ。
このあたりはまた別の機会にまとめてみたいです。
この春医学生になる方へ一言
多分ここを見てくれているのは、学士や再受験の方が多いと思うので、その方たちへ向けて、まずはご入学おめでとうございます。
勉強は大変だと思いますが、ぜひそれ以外のこと(趣味でもバイトでも部活でも)にも力を入れて頑張ってほしいなと思います。
勉強だけだと精神的にも疲れてしまうので、息抜きできる場所は自分で確保しておいた方がいいですね。可能ならば医学部以外のコミュニティも持っておくといいと思います。(医学生と一緒にいると絶対に勉強やテストの話になるので(笑))
あと、iPadはあった方がいいです。(古いですが過去記事参照)
病みえは実習が始まってからは電子版が便利です。
低学年のテスト直前に使うときは紙の本がいいなって思うんですけどね、実習始まってからは嵩張らず持ち歩けて辞書的に調べられた方が圧倒的に利便性が高いです。
…なんて、書き出したら止まらないのでとりあえず以上です(笑)
2度目の学生生活、思いっきり楽しんでください!
【番外編】今読みかけの本
フォロワーの同期さんに教えてもらって、なかなかよい本だなと思ったのでご紹介。
興味があれば低学年で読んでもいいですが、あまり解き方の実感がわかず微妙な気もするので、CBTを終えた4回生か、クエバンを解き始める5回生以降に読むのがいいかもしれないです。(著者的にもメインターゲットは5,6年生)
私はクエバンを適当に回してしまっていたので、その前に読むべきだったなと少し反省しています。
国試の解き方はもちろん、臨床にもつなげていける考え方が書かれておりとても参考になります。
また読み終えてから追記します。(多分←)
今回は以上です。
卒業試験、国家試験、マッチング試験、無事に乗り越えられるよう頑張ります。
(もっと気軽に、気楽にブログを書いていきたい(笑))
今後とも、よろしくお願い申し上げます。