n=7:【医学部編入試験】志望理由書は誰に見てもらう?〜KALSか、それ以外か〜
サブタイトルがローランド氏みたいになってしまいました。
全然関係ないですが、彼の考え方は結構好きです。
今回も医学部学士編入試験受験生向けに書いていきます。
志望理由書は誰に見てもらう?
さて、前回の記事では志望理由書作成について少し触れました。
今回は誰に見てもらうか?というお話をしていきたいと思います。
前回の記事でお話しした基本的な型に沿って書けていることは前提で進めていきます。
(それができていない内は誰に見てもらっても同じだと思っているので。)
最初はバックグラウンドの似た人に見せる
そこがきちんと書けてから(書けていない内は誰に見てもらっても多分同じことを言われます。)まず添削してもらうのはバックグラウンドの似た人がよいと思います。例えば、薬局での仕事内容や薬剤師の役割って、他の学部の方にはあまりピンとこないと思うんですよね。
— n=me 医学部学士編入 (@n_equals_me) 2020年3月8日
以前twitterでもつぶやきましたが、まず初めにバックグラウンドの似た人に見てもらうのが1番よいのではないかと私は考えています。
私は受験当時、誰に見てもらえばいいのかとか、あまりそういうことは考えていませんでした。
しかし今振り返ると、同じ薬剤師の方に見てもらって厳しく言われたことが自分にとってはよかったなと思っています。
(バックグラウンドが同じかつ厳しめの意見をくれる人、がよいと思います。)
そして、これは私自身の経験からということもありますが、指導側としてはバックグラウンドの似た人(私の場合は薬学系の方)の方が添削はしやすいです。
なぜなら、薬剤師であれば仕事内容が大体わかるので、その方の言わんとしていることが理解しやすいんですよね。
薬剤師ならではの悩みや、医師になりたいと思ったきっかけも通ずるところがあるかと思うので、志望理由書で分かりにくい表現になっていたとしても、「誤解なく伝えるのには、このように表現してはどうですか?」と提案がしやすいです。
その後、いろんな人に見せる
そしてある程度型が出来上がったら、次はバックグラウンドの異なる方に見てもらうとよいのではないかなと考えます。
とにかくいろんな人に見てもらいましょう。
この辺については前回書いたので割愛します。
大手予備校河合塾KALSを利用する
医学部学士編入試験と言えば河合塾KALSと言っても過言ではないと思います。
かく言う私も新宿校に通学していました。
KALSについては後々別で記事にするかもしれませんが、とりあえず今回は志望理由書添削の観点から利点等を書いていきます。→記事にしました!【2020/04/24】
KALSについて書いた記事はこちら
KALS生の特権
KALS受講生の方は積極的にカウンセリングを利用して、チューターさんや講師に見てもらうといいと思います。
受講期間中であれば何度でも利用できるのでとてもよいシステムだと思いますし、私がKALSに通っていてよかったなと思えたところの1つです。
講師相手だと「過去にこんな風に書いていた薬剤師の方がいましたよ」と教えてくれることもあります。
(もちろん個人の特定に繋がらないようぼかした形で)
あと、確か某生命科学講師(大好きです(告白))にもカウンセリングしてもらえる期間があるはずなので、ぜひそれも利用すべきと思います。
これに関しては1回限定ですが、自分で受けた模試などの答案を持参し、それを見ながらアドバイスをもらうことができます。
(私はボロクソ言われる覚悟でびくびくしながら持って行きました)
まぐまぐ購読のすすめ
余談ですが、某講師にはまぐまぐ(メルマガ)の感想を伝えに行くと、とても喜んでもらえます。
まぐまぐの宣伝隊長(自称)なのでリンクを置いておきます。
無料なのでぜひご登録を。
メルマガが届いたら、「講師より」のコーナーまで高速スクロールするのが特技でした。
それだけは受験生の誰にも負けていなかったと思います。(強気)
たまにお休みの週があるのですが、そんな日はスクロール後とてもテンションが下がりました。(この気持ちを誰かと共有したい)
それは冗談として、まぐまぐでは受験実施大学の問題の講評などを書かれることもあるので、受験生の方は登録しておいて損は無いと思います。
KALSの面接対策について
これもまた少し逸れますが、T先生の個人面接対策(有料です。受講生以外でも申し込めます)は私の周りでは結構評判がよかったです。
カウンセリングで相談をした時もそうですが、私の志望理由書に対して適格な質問と助言をしてくださいました。
N先生には特に試験前にカウンセリングを入れることをおすすめします。
筆記や面接を何日後かに控えていて不安で仕方がなかったときに、いつも元気をもらっていました。
KALS以外の医学部学士編入試験サポートサービス
ここまで色々と書いてきましたが、特に非KALS生の方は、添削してもらう人や相談相手を見つけるのがなかなか大変かもしれません。
合格者が周りにいればよいですが、バックグラウンドの似た方を探すのは難しいこともあるでしょう。
そこで、今回は医学部学士編入試験に特化したサービスを提供しているサイトを3つご紹介したいと思います。
※各サイトから当ブログへの掲載許可はいただいております。
meditrans
医学部学士編入サポートの先駆けとなったのが、約2年前に立ち上げられたこちら、meditransだと思います。
当時このようなサービスが無かった頃だったので風当たりも強かったかと思いますが、リスクを負いながらも指導を続けられ、今では合格実績もあります。
過去問の解答販売もされていて、また最近定額サービスのサブスクリプションも始まったようなので興味のある方は利用してみてはいかがでしょうか?
医編指導Free Style
最近立ち上げられたサイトで、合格者5名で運営されています。
ホームページがとても見やすいです。
講師の方が合格校や経歴をしっかり明かしているので、自分とバックグラウンドの似た講師に相談をしやすいかと思います。
講師によりメニューが異なることもありますが、受験校相談、志望理由書添削、オンライン家庭教師、面接対策などに対応してもらえるようです。
個人的にはAKAGI講師のブログが好きです(笑)
医学部学士編入専用オンライン家庭教師紹介サイト
学士編入試験の合格者が多数登録しているオンライン家庭教師のサイトです。
このようなサイトのメリットは、自分でわざわざ探さずに志望大学の先輩と連絡が取れることだと思っています。
TwitterなどのSNSにおいては私もそうですが、ほとんどの方は身バレを恐れて進学校は明かしていないと思います。
編入界隈もtwitterをやる方が増えてきましたが、合格後に消えるアカウントも多いので、なかなか自分の志望校の合格者・進学者を探すのは難しいと思います。
まして、隠しているわけですから、(教えてもらえるかは別として)DM等で聞くしかないわけなんですよね。
そんな手間が省けるのがこうしたサイトだと思います。
受験生にとっては探す手間が省けますし、サイトの運営のことも考えれば登録料がかかるのは仕方のないことなのかなと個人的には思います。
志望動機添削を無料、もしくは安価過ぎる値段でやると人が殺到してしまったり、対価に見合わなかったりする。
— n=me 医学部学士編入 (@n_equals_me) 2020年2月25日
こういうサイトの登録料とかも、金儲けというよりは講師を守る為だったりしますよね。無料でやってしまうと、残念ながら講師と連絡取るだけとって荒らしていくような人もいますからね。 https://t.co/ogj9hsSd54
KALSを利用するより安い
上記サービスは、全て有料となっています。(※meditrans、医編指導Free styleは登録自体は無料)
過去に目にしたことがあるのですが、こういうサイトが立ち上がると「無料でやれ」「なんで有料なんだ」という考えの方も出てくるかと思います。
確かに、KALSのチューターさんはKALS受講生にとっては無料ですが、彼らにもきちんと賃金が発生していますし、みなさんボランティアではないのです。
(たまに無料で色々とやってくださる方もいらっしゃいますが、本当に尊敬でしかないです。)
私も簡単な相談には無料で応じていますが、ガチ相談や志望理由書を無料で見てと言われると少ししんどいです。
添削や相談って「この方が受かるにはどうしたらいいだろう?」と(少なくとも私は)一生懸命考えるので、結構エネルギーが必要だからです。
上記サイトを利用する際の注意点としては、値段が高ければそれだけのクオリティが担保されているかと言われれば、必ずしもそうではないと思うので、ある程度見極めは必要かもしれませんね。
講師との相性もあると思います。
ただ、いずれにしてもKALSを正規に受講するよりは安いと思うので、どこにお金をかけるかはご本人次第だと思います。
有料noteについて
最近は合格者の有料noteも増えてきています。
こちらも批判を見かけることもありますが、その方の個人情報やあまり公にできない情報が含まれているなら有料でも仕方ないのかなと思っています。
本の値段を考えると高いなと思うこともありますが、読みたい人は買うし、読みたくないなら買わなければいい、それだけの話かなぁと。
ただ、一般論的なことだけを有料にしているものもあると思うので、よく考えてから買うべきでしょうね。
これも講師の値段設定と同じで、高ければその分いいことが書いてあるかというとそうでもないと思うので…。
(中には有益なものもあるのでしょうが、それぞれ著者が違うので値段とクオリティは相関しないと思います。)
買い手の満足度を高めるって結構難しいことなんだろうなぁ。
まとめ
・志望理由書はいろんな人に見てもらう
・KALS生はKALSを存分に利用する
・上記サービスでは、バックグラウンドの似た人や志望大学の合格者を見つけやすい
長くなりましたが(4000字over…)、以上です。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
何か少しでも参考にしていただけたなら嬉しく思います。
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